人気NFTゲーム5タイトルの初期費用比較

NFTゲームブログ

NFTゲームの初期費用は欠かせない?!その理由とそれぞれの初期費用を比較しました。
 

NFTゲームとは

NFTゲームは、NFTで用いられるブロックチェーン技術を利用して作られたゲームです。NFTゲームの特徴は、ゲーム内のアイテムやキャラクターなどそれぞれに資産としての価値が付与されているという点です。そのためゲーム外でもそれらの価値は失われることなく、またそれらを取引することによって収益化が見込めるということになります。 
 

NFTゲームの特徴

Play to Earn(プレイして稼ぐ)

資産価値をもつゲームアイテムなどをNFTマーケットプレイスで売買することで収益を得ることができます。ゲーム外での価値があるため、プレイしていたゲームのサービスが終了したとしても資産価値として手元に残すことができます。これがNFTゲームの最大の特徴といえます。  

ひとつのアイテムを複数のゲームで使用できる

ブロックチェーンの互換性によっては、別のゲームにアイテムなどを持ち込むことが可能です。それぞれがお気に入りのキャラクターやアイテムなどを持ち寄って遊ぶことができるのです。

不正が発生しずらい

取引履歴が明確なブロックチェーン技術を利用しているNFTゲームでは、不正をしずらい環境にあります。所持しているアイテムなどをコピーや改ざんから守ることができるということです。

オリジナルのキャラクターを作成できる

NFTマーケットプレイスのOpenSeaなどを利用して、オリジナルのキャラクターを作成することができます。自信で作成したキャラクターに注目があつまれば、それらを高値で取引することも可能です。NFTクリエイターはこれらを日々つくり、出品しています。

初期費用がかかる

NFTゲームは最初に投資が必要となります。それは仮想通貨などの投資的な部分に重点が置かれているからです。自身の資産を増やす方法のひとつとしてNFTゲームをプレイしている人も多くいます。中にはFree to Playという初期費用なしでプレイできるゲームもありますが、それらの場合で多く見られる現象として、課金をしている人ほど有利にゲームを進められるといった内容となります。

できるだけレアな装備やアイテムを取り揃えるほうが、収益化に近づくという仕組みとなっているようです。
 

NFTゲームの初期費用

NFTゲームでは、ゲーム内で仮想通貨を入手するために初期費用が必要となることが多いです。無料で始められるものもありますが、収益化にいたるまでにかなりの時間がかかったり、大きな額で稼ぐことが難しくなっていたりします。

つまり、ゲームを始める際に投資をすることでより早くたくさん稼ぐことができるような仕組みとなっているということになります。従来のゲームにも課金のシステムがありますが、無課金でも遊ぶことはできます。

NFTゲームの場合には、初期費用はプレイするための必要な経費だと考えることができます。初期費用に掛かる金額は、ゲームによってさまざまです。
 

人気NFTゲーム5タイトルの初期費用比較

それでは、NFTゲームの中でも人気の5タイトルについてかかる初期費用を比較してみました。

Sorare

初期費用
カード代 500円~800万円
詳細 カードのレア度によって金額がかわるため、初期費用にも大きな幅があります。無課金でも遊べるSorareですが、本格的に稼ぐにはある程度の初期費用や初期投資が必要です。

NFTトレカを使用したNFTゲームをNFTトレーディングカードゲームといいます。Sorareはその代表ともいえる、NFTオンラインカードバトルゲームになります。ゲーム内で使用するNFTトレカ自体がデジタル資産となっています。それら世界中のサッカー選手のNFTトレカをトレードしたり取引したりして、5人の仮想のチームを編成します。現実での試合成績がゲームに反映されるといった、新感覚のゲームといえます。

所有しているカードの選手が、実際の試合で活躍することでスコアを集めることができます。シーズン終了までの合計のスコアで競うゲームです。

ユヴェントスやレアル・マドリード、リヴァプールなど世界屈指のサッカークラブと提携、ライセンス許諾を得ており、多くの投資家からの出資を受けています。選手のNFTトレカはNFTマーケットプレイスで売買することが可能で日々盛んな取引が行われています。

The Sandbox

初期費用
LAND代 20万円~100万円
詳細 LANDは立地条件により金額が異なり、好立地であればあるほど、大きな収益が見込めるのです。人気ゲームだけあって、2022年1月現在は価格が急騰しており約3ETH(約100万円)と高額になっています。

The Sandboxシリーズは、これまでに全世界で4,000万ダウンロードを達成している全世界で人気のNFTゲームです。マインクラフトに近いサンドボックスゲームとなっており、キャラクターがオープンワールドの中で自由に行動することができます。

無料のツールを使用して、LANDといわれる土地に自身の作ったキャラクターや建物などのコンテンツを配置、そのジオラマ自体やその中で作り上げたゲームを有料で提供することで収益化できます。それらをThe Sandbox内のマーケットプレイスにて売買することが可能です。

またそれらを購入したLANDに置くことでMETAVERSE(メタバース)とよばれる仮想空間の中でさまざまなゲームやジオラマをつくりそれらを有料で提供することができます。LANDは購入することもレンタルすることも可能です。

またLANDで利用可能なキャラクターや建物などのコンテンツを「The Sandbox」内のマーケットプレイスで販売することでも収益を得ることができます。

Axie Infinity

初期費用
入手代 1万円~数十万円
詳細 低価格のAxieの場合、能力が低いこともありバトルで勝利につながらない可能性もあります。

Axie Infinityはベトナム発のNFTゲームです。Axie(アクシー)というモンスターを集めて戦わせる対戦ゲームで、人気が高く東南アジアではAxie Infinityをプレイすることで生計を立てている人もいるといわれています。対戦で勝利したり、AxieやアイテムをNFTマーケットで売買したりすることで収益を見込むことができます。

戦いは対コンピュータの“アドベンチャー”と対人の“アリーナ”の2つが用意されており、仮想通貨であるSLPを獲得するには“アドベンチャー”で勝ち続ける必要があります。Axieを2体使用して新たなAxieを作成する“ブリード”や自身が保有するランドで素材が集められるなどやり込み要素も多くあります。

また、Axie Infinityはスカラーシップという制度を利用することで、他の人にゲーム内使用するキャラクターをレンタルし、不労所得を得ることも可能となっています。

STEPN

初期費用
シューズ代 16万円~20万円
詳細 機能やタイプ、何足所持するのかによって価格が変わります。初期費用以外にも劣化したシューズの補修やオリジナルのシューズを作成するためにコストがかかってきます。

STEPNはMove to Earn(動いて稼ぐ)をテーマとしたNFTモバイルゲームで、日々のウォーキングやランニングをお金に換えることができるNFTゲームです。移動した距離とスニーカーごとの速度によって仮想通貨を獲得する事ができます。

歩いたり走ったりするだけなので、ゲームが苦手な人でも簡単に始められると人気のアプリです。アプリ上でNFTのスニーカーを購入、GPSと連動させて移動することで独自のトークンとなるGSTやGMTを獲得することが目的です。

獲得したGSTやGMTはシューズの補修やレベルアップに使用することができ、シューズのレベルをあげたり、自分だけのシューズに育て上げたものは、より仮想通貨を得やすい環境にすることができます。現実と結びついているという点はSorareと似た特徴を持ちます。

シューズはNFTマーケットプレイスやSTEPNのイベントに参加することでもらえることがあります。またスカラーシップ制度のようにNFTシューズを保有するオーナーからNFTシューズをレンタルすることができるといったシステムもあります。初期費用を抑えられるのでNFT初心者でも始めやすいかもしれません。

My Crypto Heroes

初期費用
ヒーロー代 1万2000円~37万円
詳細 ヒーローのレア度によって価格がかわります。また多くのヒーローを使ってより多くのクエストなどを消化したい場合にはそれだけ費用はかさみます。無課金でもプレイできますが、大きく稼ぐことは難しいといえます。

My Crypto Heroesは日本発のNFTゲームです。高い知名度で通称マイクリともよばれています。プレイヤーは、ブロックチェーン上のヒーローを集め武器を装備し、さまざまなアイテムを手に入れながら、仮想世界の制覇を目指すことが目的です。

ゲーム内の世界にある9個のランドいずれかに所属することができます。所属先のクエストでエネミーを倒しながらheroを育成したり、アイテムをゲットしたり、対人型バトルなどに参加することも可能です。

またマーケット内では、heroだけでなくゲーム内通貨となるGUMも購入することが可能、またユーザー同士でアイテムの売買をすることも可能となっています。強く育てたオリジナルヒーローなどは高値で取引されると考えられます。

一部のアセットが別の4つのゲーム(Crypto Spells、My Crypto Saga、BRAVE FRONTER HEROES、CHOJO-CryptoGirlsArena-)で相互利用できるため、ユーザー数や取引数で安定しているといえます。
 

まとめ

それぞれのゲームのだいたいの初期費用を比較しました。どのゲームにも通じて言えることですが、仮想通貨の価格変動によって初期費用も変わってきます。

NFTゲームの中には初期費用なしでもプレイできるものもあります。収益化には時間や労力がかかるかもしれないという点があります。

少しの初期投資でも、収益化のチャンスは大きくあがります。無理のない範囲でNFTゲームを楽しんでみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました